基本情報:当社は年間2万トンの溶融亜鉛めっき処理を行っており、生産廃水は主に洗浄廃水です。処理後、廃水処理場に流入する廃水量は年間1115立方メートルです。300営業日で計算すると、発生する廃水量は1日あたり約3.7立方メートルとなります。
処理プロセス:廃水を集めた後、アルカリ溶液を中和調整槽に加えてpH値を6.5〜8に調整します。混合物は空気撹拌により均質化・均質化され、一部の第一鉄イオンは鉄イオンに酸化されます。沈殿後、廃水は酸化槽に流入して曝気・酸化され、除去されなかった第二鉄イオンは鉄イオンに変換され、排水の黄ばみ現象が解消されます。沈殿後、排水は自動的に再利用水タンクに流入し、酸を加えてpH値を6〜9に調整します。約30%の浄水がすすぎセクションで再利用され、残りの浄水は基準を満たし、工場区域の生活排水管網に接続されます。沈殿槽からの汚泥は脱水後に有害固形廃棄物として処理され、濾液は処理システムに戻されます。
フィルタープレス装置:XMYZ30/630-UBなどの装置を利用して汚泥を機械的に脱水します。フィルタープレス(フィルター室の総容量は450Lです)。
自動化対策:pH値管理に関わる全ての箇所にpH自己制御装置を設置し、操作性を向上させ、薬剤投与量を節約しました。プロセス転換完了後、廃水の直接排出が削減され、CODやSSなどの汚染物質の排出も削減されました。排水水質は総合排水基準(GB8978-1996)の第3級基準に達し、総亜鉛は第1級基準に達しました。
投稿日時: 2025年6月13日